1930年代のニューヨーク。
復員兵のための診療所を営むバート、弁護士のハロルド。
2人はかつての上官の検死を依頼され、上官の死が他殺であるとの疑念を抱く。その矢先に殺人事件の容疑者として警察に追われることに。
濡れ衣を晴らそうと、ある資産家の元を訪れたバートとハロルドは、そこで第一次大戦従軍時に従軍看護士として命を救ってくれたヴァレリーがいた。3人は当時の絆を取り戻し、謀略に立ち向かっていく。
とにかくキャスティングが豪華という点で、画的には楽しかったですね。
クリスチャン・ベイル、マーゴット・ロビー、J.D.ワシントンらメインキャストのワチャワチャ感がいい。
ロバート・デ・ニーロにマイケル・シャノン、マイク・マイヤーズの存在感、ゾーイ・サルダナ、アニャ・テイラー=ジョイの妖艶さ。
クリス・ロックが舞台上で喋ってると誰かが上がってきて引っ叩かれるのではないかと（笑）
ラミ・マレックも007の時よりも目立つ役でした。
全体的に舞台寄りの演出という感じで、更にはアップのカットが多く少し飽きがくる感じ。
ストーリー構成もフラついている印象で、本筋がぼやけているから、彼らに押し迫った危機を感じにくいし、結末も呆気ない。
会話劇を楽しむという方向性で鑑賞すればそれなりに、といった作品でしたね、私には。
それとパンフ販売なしなのは残念。
