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アムステルダムのyokoのレビュー・感想・評価

アムステルダム(2022年製作の映画)
3.5
史実をリベラルな女、重要な役回りに黒人を使って今の価値観でオサレにポップに断罪、というのが直近のタランティーノ風で食傷気味。

登場人物がふがふがと軽妙な会話したあとでカメラ側、ある方向に同時に目線をやるとかもちょっと多いかな。

扁平足のダメな刑事のほうがダメさゆえ事件を解決する糸口、意図せずにして何かを倒すみたいな美味しいシーンが欲しいね。全部がただ出て来ましたみたいな感じ。

アニャはどの作品もジャストなメイク、髪型、衣装で出てくるのが素晴らしい。

難しいという意見もあり身構えたがそうでもなく、構成上の波がない感じかなあ。

話のピークは序盤にあれがあれするところで、以降はそれを超えてこないのがキツイ。
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