ぺんちゃん

アムステルダムのぺんちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

アムステルダム(2022年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

これ、なんでヤク中のお医者さん視点なんだろ…🤔
普通、物語の語り手ってニュートラルな立場の信用できる人で、観客はその人の目をカメラのレンズとして映画を見ていくのに、この人は妻と女医とどっちが好きなのか分からないし、ヤク中だし、義眼だし、そもそも語り手として不十分だよね。最後の謎解きシーンでも、クスリのせいで意識朦朧だったし…
その点で言えば黒人弁護士の方がよっぽど信頼性が高いのに、なんでこの主人公なんだろう…ってずっと考えてる。おもしろいなぁ。

1919年、第一次世界大戦中、死の最前線で出会った3人は、終戦後にアムステルダムで楽しい時間を共有する。
そして色々あって、1933年にアメリカで再会する。この頃、世界は第二次世界大戦に向かっている。

雰囲気は凄く好みだったし面白かったけど、伏線っぽく登場する色んなものが結局何でもなかったりして、ちょっと中途半端な印象も…。
突然、主人公の自分語りでシーンが変わったり、妄想が見えたり…筋書きがちょっと散らかってるかんじだったのが惜しいなぁ.。oஇ
「実話に基づく」との事だったので制約が多いのかな…?
フィクションでやりたい放題できたらもっと面白くなりそうと思った。
でも総合的には嫌いじゃない作品。
このあたりの時代背景や勢力図を知らないから、キャッチしきれなかった部分があるのかも…。もっと歴史を知りたいと思った。


マーゴット・ロビーとアニャの美しさが、物語に説得力を持たせていた💎✨
将軍はロバート・デ・ニーロなのか!とても貫禄があってかっこよかった✨

吹き替えで見たから、三石琴乃さんの声がちょっと主張が強すぎた💦
次に見る時は字幕かな。
ぺんちゃん

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