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マッドマックス:フュリオサのKUBOのレビュー・感想・評価

4.2
今日の試写会は『マッドマックス:フュリオサ』ジャパンプレミア!

いや、すごかった! やっぱりすごかった! 148分の尺が全く長く感じなかった。

『怒りのデスロード』でシャーリーズ・セロンが演じていた「フュリオサ」をアニャ・テイラー=ジョイが演じて話題の本作。

前作のラスボス「イモータン・ジョー」も出てくるし、これは時間軸では前作より前の前日譚的スピンオフ?

フュリオサがイモータン・ジョーの片腕になる前の苦難の人生が明らかになる。

前作は全体にシェイドがかかったディストピアを強調したようなエフェクトが入っていたが、本作では太陽の光はしっかり指していて、クリアな視界での映像が印象的。

フュリオサを攫って人生を狂わせた悪役ディメンタスにクリス・ヘムズワース。長い間マーベルに縛られて「ソー」のイメージが染みついていたが、久しぶりの悪役を楽しんで演じてたんじゃないかなぁ。

本作では単純にフュリオサvsディメンタスという構図ではなく、ディメンタス率いるバイク軍団とイモータン・ジョーとの二大勢力の闘いもあり、その中で過酷な人生を生き延び、復讐を果たそうとする鉄の意志を持ったフュリオサがカッコいい!

前作を見てなくても楽しめる(まあ見てない人はあんまりいないだろうけど)から、ここから見ても大丈夫。逆に本作見てから前作を見るとちょうど時系列的には順番通りとなるから、こちらを見てから『怒りのデスロード』を見るも良し。

今日はDolby Atmos版での鑑賞だったが、出来るだけ大きなフォーマットで見て、映像の迫力を体感してほしい作品。ジョージ・ミラー、すごいね!
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