くすのき

マッドマックス:フュリオサのくすのきのレビュー・感想・評価

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ジャパンプレミアの4DX日本語吹替版を鑑賞。
映画館で4DXを観るのが初めてでどんなものなのかと少し不安だったけれど、思いっきり楽しめた。背中を燃やされたり、引き摺り回されたり、吹っ飛ばされたり、劇中の「しっかり掴まれ」の台詞をこんなに信じたことはない。そして何よりバイクや車の振動が本物そっくりでマッドマックスの世界に自分もいるかのような臨場感。大満足の劇場体験だった。
作品自体もとても面白く、車とバイクを乗りこなしてアクションをこなすアニャ・テイラー=ジョイがめちゃくちゃかっこいいし、台詞が少ない代わりにクローズアップされる意志の強い目。そして敵も味方も登場人物のインパクトが強すぎる。「怒りのデスロード」に繋がっていく終盤もテンション上がった…!!日本語吹替もキャスト陣が好きだったこともあるけれど、どのキャラクターも違和感がない。フュリオサの野生的で成長の過程も感じる声、ディメンタスのネジの外れた狂いっぷり、ジャックは理想の上司すぎた。
1日遊園地で遊んだくらいの達成感のある映画。何度でも観たくなる。