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マッドマックス:フュリオサのbiwacovicのレビュー・感想・評価

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Fury Roadの前日譚として完璧。細部まで作り上げられた共同体、戦闘、爆走、衣服、車両、武器があらゆるシーンで世界を説明する。そして単なる復讐の物語が、その先へ(つまりはFury Roadの最後の「わたしを覚えてる?」の真の意味へ)繋がるのが素晴らしい。個人的な復讐から、あの世界の再構築への僅かな希望。おそらくはディメンタスが倒錯的にリトルDに託そうとしたもの。悲しきウォーボーイズ達が想像することすら出来ない世界の夢が、この映画のラスト時点では存在したということ。
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