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マッドマックス:フュリオサのbtkのレビュー・感想・評価

3.5
2024年29本目

カンヌなど話題性がすごかったフュリオサ外伝。

1人の登場人物にフォーカスするんだから、映像の規模感は変わる、だけどまさかこんなに丁寧に描かれるとは思わず、、、!
フュリオサ愛があり過ぎてびっくりした。
フュリオサの生きる過程が、よりこの世界観を際立たせる。
鑑賞前にデスロードも久々に復習したのでよく背景を理解しながら楽しめた。

今作のヴィランは正直なんなんだこいつ感が終始あったのだけど、なるほどこのwaist landではオマエのような存在になれてこそ生き残るのか!と、なかば強引に納得させられるクライマックスでありました。
クリヘムだいぶ絞ってた。

果物や髪の毛や人形など細かい要素を活かしつつも、最後にあんな方法で"木"を生やしたのが、堪らない後味の悪さで「これこれー!」と思わされる。
これをグロと捉るか精神性と捉るか。
私にはたまらないグロ描写で爽快でした!!!

と、相変わらずのとんでもアクション演出やお馴染みのとんでもキャラが連続するのだけど、フュリオサというこの世界での"人間性"を失わず気高く生きる戦士にフォーカスされたこのストーリーは、とても好きでした。
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