イコちゃんシリーズ3作目。今作は日光江戸村とのタイアップで江戸時代へタイムスリップすると言うネタだ。
監修が京本政樹。当時の京本は特撮に造詣が深かったもんな。こんな低予算の作品でも特撮愛だけで出演していたのは、特撮作品に飢えてたのだろうて。そういう時代だったのだ。
中山昭二は1作目に続きの出演だが、今作は土屋嘉男も登場。二人してトンチンカンな作品で喜々として演じている。
特に中山昭二に至っては、悪の平賀源内との二役。ノリノリだ。
江戸時代にタイムスリップしたイコちゃん。十手持ちが改造されていたりするシーンなど、何処かセブンの第四惑星のエピソードを彷彿とさせる。
またクライマックスのバトルに登場する巨大ロボットも良いデザインだ。これは麻宮騎亜の仕事かな?
ラストシーンの隊長(竹中直人)を宇宙に投げっぱなしにする終わり方も笑う。