miyumaru

めぐみへの誓いのmiyumaruのレビュー・感想・評価

めぐみへの誓い(2020年製作の映画)
4.0
これが事実で、史実。でも、実際はもっと酷いエグいのであろう。さらに、まだ何一つ解決していないのが、腹立たしく悲しい。
 私の母が昔、母の友達であった朝鮮人の子が夢の国 楽園に帰ると行って家族で船に乗り北朝鮮へ帰って行ったらしい。あの子は生きているのか、辛い思いをしていないのかとか時々思い出すらしい。そして、有本恵子さんの実家とは同じ区に住んでいる。さらに、めぐみさんとは同い年の私はとても他人事とは思えない。でも、この映画を観た次の日、職場の23歳の後半の女の子に映画の話しをしたら、拉致って何? 誘拐? 横田めぐみちゃん? ん? 何? というような反応でした。彼女の母は40代半ば。そんな拉致の話しとかしたことないとか言ってた。
でっ、拉致の事を説明したら。びっくりしてました。若い人達はそんな状況なのか。SNSの環境に慣れ親しんでいて、どんな情報も得れるけど、拉致は知らないのか。興味ないのかと驚きました。でも、映画を観て彼女に拉致の事を伝えられた事がこの映画を観た価値はあったのかな。
miyumaru

miyumaru