昭和の時代の雰囲気がリアルに再現されていて、
慎ましく幸せに暮らしていた家族の様子が たまらなく胸に迫ってきて、泣けて仕方なかった。
登場人物の一つ一つの言葉など、後のシーンで こういう事だったのか！と繋がる箇所がいくつもあり、きっとまだ見落としてる所もあるだろうから、何回でも見ようと思う。
この映画は、かわいそうな少女のお話ではなく、
絶望の淵から這い上がり 強く生きる人たちの、不屈の物語だ。
重厚感ある迫力のサウンドや音楽も、深く感情に訴えかけてくる。
エンディングのアヴェ・マリアでは、魂が浄化されるようで思わず手を合わせてしまった。
クラウドファンディングに参加した人の名前が流れる圧巻のエンドロールを見ながら、
この映画を一人でも多くの人に見てもらいたい！
とりわけ、再会を果たした横田早紀江さんとめぐみさんに見てもらいたい！と強く思った。
