エレベーターのネクストステージ、文字通り天井を突き抜けたB級映画でした。
監督が過去に製作した自身の映画をセルフリメイクしたのが本作です。余程思い入れがあったのでしょうか？
主演女優はナオミ・ワッツ！何故このような映画に！？仕事を選びましょう。
とにかく本作はパワフルな映画です。エレベーターが次々と人を襲います。
視聴者が飽きないように様々な匠の技を用いて殺します。加えて、被害者もバラエティに富んでいます。これが多様化社会か…。
意外にもエレベーターが殺人機械と化した背景は解明されます。投げやりなB級映画とは一線を画していますね。
何故か保育士？の吹き替えが関西弁だったり、やたら登場人物が軽口を叩いたりと、随所にB級の香りは漂っていました。
終盤はアメリカが威信を賭けて殺人エレベーターと対峙する超展開に！凄い！
ツッコミ所満載ですが不思議と最後まで観てしまう、B級の宝箱のような映画でした。
