風来坊

トップガンナーの風来坊のレビュー・感想・評価

トップガンナー(2020年製作の映画)
2.0
最高の戦闘機乗り=トップガンナー。選ばれし戦闘機パイロットが、国家の危機に立ち向かう。アメリカ製のミリタリーアクション。

はい!アサイラムプレゼンツ映画のお通りですよ!
今回はアサイラムが名作「トップ・ガン」を無謀にも模倣した作品になっております。公開が延期になって当てが外れたが「トップガン・マーヴェリック」に合わせて製作された模様。

いくらトップガンを意識してるとはいえ、こんな生意気でおバカな若者達に国を守って欲しくないんじゃないかな(笑)
基本中の基本の軍事機密も守れないんじゃ、その時点でパイロットはおろか軍人として失格でしょうよ…。

選ばれし者達にしては年を食っていますし、腹は出てるしでリアリティーが皆無…。危機的な状況にも関わらず、呑気に訓練してるしで緊張感もまるでない。最初が生意気で自己中なのは分かりますが、最後まで生意気で自己中で成長しない(^_^;)

アサイラムにしてはCGはまずまずのクオリティー。戦闘機などの映像もどこからかの転用だと思うがちゃんとしている方。
今やアサイラム映画の常連となったエリック・ロバーツさんが大根役者のなかで、場を締めておりこの辺は流石にキャリアが長いベテランだなと思います。

予算の関係か知らないが、空戦だけでなく地上戦パートもあります。
アクションシーンはB級としてまずまず。
空戦をウリにしたジャンルの映画では珍しい展開。新しさはありますが、面白くはない(^o^;)

アサイラム製作の映画と思えば観れない事はないが、トップガンには遠く遠く遠く及ばないのでネタとして観る以外はおすすめ出来ません。

まとめの一言
「候補生にしても素人感が凄まじい…。」
風来坊

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