やすひろさん

セブンのやすひろさんのネタバレレビュー・内容・結末

セブン(1995年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2022年255本目
「セブン」

ファンの方すみません、なんというか評価の高い作品なので過度な期待をしてましたが刺さりませんでした。胸糞でもなかったというか、、、

緻密な計算と実行力、忍耐力がある犯人があんな小汚い部屋に住むか??
といったところから違和感を感じ始め、最後の2人は妻とお腹の赤ん坊!
それでいいのか?その二人はなんの罪だ?
あれだけ完璧な犯罪者がもっとふさわしい人間を選ばなかったのか?
そもそも赤ちゃんがいることは殺しに行って初めてわかったことだと思うしそうしたら7人目どうするつもりだったん?
なんか解説読めばわかるのかもしれないが中途半端な犯人に見えて残念。

ダンテの神曲とかミルトンの失楽園とか出てくるが人間の原罪とはアダムとイブが禁じられたのに果実を食べたその罪を人間全部が背負ってる、というトンデモ論法を数々の植民地で現地民に押し付け布教したキリスト教の暗黒面。それが今後忘れられることはない歴史の大罪だけどこの犯人のやったことはブラピが言うように2ヶ月もすれば忘れ去られるよ。

今のニュースでもカナダの寄宿舎で1000人以上のネイティブの遺体。ローマ法王謝罪。
事実は映画より奇なり。
罪を犯す人間より罪を定義して作り上げた人間の方が業が深いね。
やすひろさん

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