ry0

セブンのry0のレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
4.3
最後のブラピの表情が忘れられない。
あの状況を作らされた時点で、選択云々、苦難しか待ち受けない。だとしたらその前の時点で身内の危険を察知して回避できたのかもしれない。どうにかならなかったのだろうか。そんな、もし、たられば、ばかりが悔恨の想いとともに鑑賞後の私の頭の中を巡らせる。テーマの肝要はそこではないのだけれど。
最後、打つか打たないかは、現実的には個々人、ケースバイケースとしか言いようがない。 罪や善悪に対する観念と恋人に対する想いの強さによる。人間の個人の思想に正しさの追求ができないように、この映画において何が正しくて何が間違っているかなんてのは不毛の議論なのかもしれない。
ry0

ry0