北大路モンロー

セブンの北大路モンローのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
4.4
これだからデビットフィンチャーをやめられない。

暗く見辛い画面で鬱々と物語は進んで行き、およそ読める展開のなか期待したところで巻き終演を迎える。
それでも見終わったあとに心からこの映画が好きで面白かった!と言えるのは、デビットフィンチャーをデビットフィンチャー足らしめる興味を引く設定、カメラワーク、オープニング、コンセプトアート、音楽、全ての映画センスの良さ!

俳優人もあのライティングに負けない、どのカットを抜かれても美しい確実なところでまとめているし、観るアートで本当に素晴らしかった。