そういえばブラピとグウィネス・パルトロウだったね!
あらためて観てもやっぱりかっこいいね。
オープニングクレジットからしてかっこいい!
音楽も好きだ〜〜〜
グロといえばグロなんだけど、悪趣味とセンスのギリギリのラインをよくわかって作ってるよね。
とにかく見せ方の巧さというか、見せるものと見せないもののバランスが絶妙。
シリアルキラーやサイコパスものってやたらと流行った時期があったけど、この作品においてはジョン・ドゥの背景にまったく触れなかったことがよかったと思う。
七つの大罪なんてたいそうなものを引っ張り出すからには、そんじょそこらのトラウマやヒューマニティなんぞ必要なくて、ただただ理由もない、得体のしれない存在であってくれたことが、あのラストに純粋な衝撃を与えてくれた。
劇場型殺人の仰々しさに比べて、ジョン・ドゥに辿り着くまでのサスペンス部分がやたらとあっさり感じたものでしたが、描きたかったのはそういうスリルじゃないのだな。
キーになるのが本や図書館という部分に情緒を感じるけど、デジタル化が進んだ今ならできなかったドラマだよなぁ…
と思うと、後にフィンチャー監督がドラゴンタトゥやソーシャルネットワークを手がけることになるのもまた感慨深いかも。
とりあえずこの頃のケヴィン・スペイシーめっちゃ好きだっただけに、残念なことになったもんだ。