ドラマかと思って観たら映画だった!
ソフィア・ローレンが老いてもなお美しいのでは無く、老いて更に美しくある作品。
どこかアウシュビッツでの体験に苦しみ続けていたから、苦しんでいる人たちに寄り添い続けたのかな?
だからこそマダムローザの周りには、傷付いて世間から弾き出された人たちが肩を寄せ合っている。
たまたまそんな人たちと出会ったモモは、わずかにしか無い母の記憶とその寂しさをライオンに投影して生きてきたけど、ライオンに負けないくらい強いローザの愛に出逢って同じように強くなる事が出来たと思う。
他人の心に寄り添う強さを感じられる映画でした。
やっぱ愛だよ、愛。
しかしNetflixから映画とドラマの垣根が消えつつある気がするなあ。