考えさせる作品
日本や韓国みたいに銃器所持が禁じられている国の人からしたら危機感が少し薄いかもしれないけど、不意の事故って銃器事故だけじゃないから。死とはいつも我々の隣で待っている存在だから。
死というのはいくら覚悟ができていても受け入れ難いものだ。然も其れが予期せぬ事故なら尚更。家族の、愛するものの死とは単純に一人の人間の命が終わったこと以上の意味を持ち、時には残っているものの人生全てをダメにしたりもする。
未だに儒教の影響力が根強く残っている韓国ではこのような言葉がある。「我が子は土には埋めない。親の胸に埋めるのだ」と。
そしていつもの疑問。
なぜわざわざタイトルを変えたのか。
今回の場合は一応作中に出てくるセンテンスだったのでまだ許容範囲内だとは思うけど、個人的には原題が持っている余韻の方がじっくり来る気がする。