このレビューはネタバレを含みます
涙そうそうの歌をモチーフに作られた作品だと言うのを視聴後に知りました。
確かに映画を見ている時は「え?死ぬ必要ある?」と思いましたが、涙そうそうの歌が、夏川りみさんが亡くなられたお兄さんのために作った歌だそうで、その歌から着想を得て作られた映画なので、最後妻夫木さんが亡くなるのは納得です。
親から見放された兄妹。そして妹を支えるために必死に働いて努力した兄。夢を叶えるために頑張っていた人が報われない結果になるのはやはり悲しいですし、長澤まさみさんの最後の涙にはやられました。
沖縄という世界観もいいですね。
時間がゆったりと流れる中で、今を生きる人たち。その中でそれぞれの物語を感じました。