詰まらなかったなあ…。
正直、中国がディズニーのムーランに対抗して本気のムーラン見せてやるぜ‼︎
おう、見せてもらおうか‼︎
的な勝手なバイアスを掛けて観てしまった所為で、
思い切り腰が抜けてしまった‼︎
ディズニー版の千分の一も面白くない。
どう云う経緯で、コノ作品が出来上がったのか? 知るよしもないが、
おそらく中国にも沢山の映画製作会社があって、
それらはやはり、ピンからキリまでの実力の差があって、
何故か予算も実力もない製作会社がコレを作るコトになって、
出来上がったら、コレ、だった‼︎
みたいな、そんな感じなのかな…。
先ず、ホンがダメ。
ムーランを主人公にうたっていながら、
そのムーランの出番が全シーンの5割程度。
ハリウッドだったら主人公は、8割から9割出ている。
それがハリウッド流の脚本術。
もちろんそれを知っての型破りト云う形式もあるが、
コノ作品はそうではなく、カタナシ、の方。
つまり、脚本術の論法を知らない人が書いているみたいなホンなのだ。
構成も悪いしね。
意味不明のシーンや意味不明のキャラクターや意味不明の行為、行動がやたら出て来る。
もう⁇の連続。
演出もセンスないね。
それは、シーンのフェードアウトで分かる。
実に雑‼︎
余韻も何もない。
てか、何で、このシーンの終わりがフェードアウトか分からない⁇
フェードアウトしかテクニックを知らないんじゃないだろうか⁇
で、使い方間違ってるし、
役者さんも華がない。
素材としての役者さんにはあるのかも知れないけど、
演出がヘタだから、華がない様に見える。
かわいそう…。
アクションにも新味がないし、その撮り方も凡庸。
何故、中国の大切な財産でもあろうムーランをこんな作品にしてしまったのだろう⁇
やはり、ココは大奮発して、ディズニーに負けないムーランを作って、
中国映画の心意気を見せるチャンスじゃなかったのか⁇
観ながらちょっと思ったのは、
ひょっとしたらテレビドラマかも…。
だったら、仕方ないかなあ…。
でもなあ…。