20211106、2回目
4.1→4.0
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対面座位の切り返し→ハグの切り返し
途中までほぼ文句なく、車内での岡田からの説教で、初めてうーん?となり、終盤、北海道に至る道程まで、個人的にはしぼんでいき、最高潮のエモであろう、三浦からのこれまた説教で、うーんとなってしまった(ラスト、チェーホフによって語られるそれは、ダメ押しの割りにじんわり染みるのだが)、何というか、この真面目か?な行儀の良い人間讃歌性って、これまでの濱口らしさではないと思うので、そこは求めているものと違う&ハルキ全然読んでないマンなので、実際その辺りがハルキ性なのか?と思ったが、詳しい人どうなんでしょうか
あと、岡田が退場するということ、バーでのトラブル→殺害含め、今作ほぼ抑えられながらも、毎度、良くも悪くも孕んでいる、俗なドラマ性が色濃く出たところだと思うが、その辺りの含意をまだよく飲み込めていない
最後の最後は韓国ロケの嬉しさもありつつ後味は良く観終われたし、もちろん全編、十全すぎるほどの、濱口的なるものの満を持して世界へ贈る最新詰め合わせアップデートであるので、傑作といえるが、個人的フェイバリットではない