kyohei

ドライブ・マイ・カーのkyoheiのレビュー・感想・評価

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)
4.5
なんか自分のボキャブラリーが無いのが原因なのかもしれないですけど、約3時間のこの映画を観終わった後の充実感と疲労感を言語化できないのが、悔しい!

妻を失った、西島秀俊が演劇祭の演出を任されて広島に向かう‥から物語が始まって行くのですが、その開始までの物語だけでもいろいろあって、しかもなんかエロくて、それでいて自然で凄いなぁと思いましたなぁ‥

奥さんのする深夜ドラマの世にも奇妙な物語のような初恋のヤマガの話が妙に印象に残る、飛行機が飛ばすに家に戻ってくればのギョとする展開には驚いた。

中盤からの演劇祭での、演者達とのミーティングを重ねていくのですが‥日本語、韓国語、中国語、手話など、様々な言語があってなんか新鮮でした。

そして、岡田将生演じるやらかしてしまってフリーになってしまった役者と、車の送り迎えを担当する何やらなんか過去を持つ三浦透子が印象的だった。

ただ、車中での会話が大半なのに、今年なんか一番心に残る映画になったような気がしました。
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