映画のような小説?あ、小説を読んでるような映画。めちゃくちゃレビューが難しい。一部の人には傑作で、一部の人には駄作になりえる。
ここまで大人しい映画なのに、ちゃんと起伏を感じられたのがすごい。
個人的にはここまで静かで長時間の映画を寝ないで見れたのはスクリーンだったからだと思う。ただ、だからこそゆっくり時を感じた。
年齢を重ね、出会いや裏切りを経験すると色々としみる。
相手にちゃんと怒りたかったし、自分と向き合えてなかったし、相手とも向き合えていなかった。そういうことを思い出した。
すべてがセリフで、すべてが演技で、すべてが舞台で、すべてが旅。
なんかそういう話。