岡田将生。岡田将生でした。
人の脅威にならなそうなふわふわした印象を利用してか、あの息を飲む長台詞の間にその印象がじわじわと反転していくような体験になぜか涙がでる。ほんとに徐々に、微量ずつ感情を上げられていく感じが凄かったな、すごかったな〜〜。
ドライブマイカーはアトラクションだといわれればこのシーンは本当にそう思った。
夫婦なのに一番遠い人に感じるってのはこれなんだな、側にいるのに深く関係できなくて、お互いの抑圧した感情の先に残るのは(うまくいってたような気がする)っていうぼんやりした思い出だけ。関係を続けたいから、傷つきたくないから、自分さえ気付かぬふりをしてれば、って悪くないはずの気持ちなのに難しいな。
表面的な男としての西島秀俊がすごいはまっててたし、三浦透子さんの温度の低さもナチュラルで素晴らしかった！！
