初一人映画館デビューを果たしました。
とても良かったです。
映画の半分くらいは移動中のシーンで、
それに伴う音がゴーッとか流れてて
耳障りにも聞こえてしまうのに、
なぜか"静かだったなあ"と思える映画。
そんな中で大事な言葉が吐き捨てるように
出てくるのが村上春樹さんぽい。
人の全てを知るなんて怖いです。
でも知りたいと思ってしまうし、
その狭間でもがいて、結局どっちが
いいのかは人間の永遠のテーマです。
人それぞれの人格があって、
それが誰かにとっては裏切りになって…。
悪気はない、でもやっぱり人格を他者と
分かち合うは難しいなと感じました。
最後の舞台のシーンの言葉が
とても好きです。
生き抜いていきましょう
ゆっくり休みましょう
ほっと息がつけるんだわ
すごくいい最後でした。
このお話にこの言葉を持ってくるのが
非常に粋でした。素敵です。
チェーホフ読みたくなりました。