このレビューはネタバレを含みます
うーん。
良い映画なんでしょうね。
でもさ、張っ倒すぞって思うんだよね。
濱口竜介に対しても西島秀俊に対しても。
あ、あと村上春樹作品に対してもちょくちょく思います。
三浦透子を抱きしめたあとに風景に向かって喋ってんじゃないよ。
監督それにOK出してんじゃないよって思うんです。
あと働かなくても良いし死んでも良いよ。
どうしようもなく苦しいと感じて生きている人にはそうとしか言えないよ。
もっと短く断片にしないと押し付けがましい。言いたい事が更に過剰に溢れているならともかく、全部言ってやり切られてもそこには広がりはないんじゃないか。
作家(ここでは濱口竜介でも村上春樹でもある)は作品の渦中に居てくれと思うんです。
作りながら苦悩して欲しい。そういう意味で僕は「作品」じゃなくて吐き出した血が観たい。
あ、サーブ良いすよ。
景色も良い。
四宮さんの抑制された端正なカメラワークは良いと思いました。
三浦透子は素晴らしいと思いました。
なんだろね。村上原作でもバーニングは良かったと思うのよ。