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ドライブ・マイ・カーのYのレビュー・感想・評価

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)
3.0
監督は男性の弱さを描いたという。
はじめはドライバーを拒むが、テストドライブで彼女を受け入れる。ドライブすることは主導権を握ることだから。
固執していたものを手放し、他者にゆだねる。
だんだんドライバーとの心の交流が進むにつれ、後部座席から助手席へ。

窓から二人してタバコを出すシーンでは、対等なかっこよさがある(ブラックラグーンのタバコを吸うシーンみたい!)。
そうすることで、自分自身の弱さに気が付き、向き合っていくことができた。
「正しく傷つくべきだった」という映画の最高潮まで。
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