「いい映画だから、ぜったい観て」と友人にすすめたくなるわけでもなく、自分の中でこっそり噛み締めたいような不思議な映画でした。その人の人生経験によって、どこまで感じ取れるかはかなり差がありそう。だれかを見捨ててしまったと感じながら生きてる人には、ストレートにささりると思います。
ドライバー役の三浦透子ちゃんがとてもいい。彼女の口から出てくる言葉には、遠回しに何かを悟ってというようなくどさがない。
岡田将生くんもよかった! 車の中での長台詞はぞくっとするほど美しい。
それにしても意味深なラスト。あれはそういうことなの??