自分以外の運転手、自分のルーティンを阻止されるような不快感は何となく理解したけれど、そこには主人公が他人には介入されたくない妻との絆があったのね
お互い傷つけあっても大切な物を失ってもそれなりに人は前を向こうとする訳で。
それで何とか出来上がった関係はいくら親子でも夫婦であってもひびが入る事すら怖くなってしまう
感情に蓋をしたような主人公とドライバーの傍ら、クズ男を演じた岡田将生さんがより人間的に見えてしまった
この作品の中で演劇作品を作り上げて行きながら、壮大で綺麗な景色の中車を走らせながら主人公達の心情の変化を繊細に表している
無駄の無い3時間です
