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ドライブ・マイ・カーのDolphinのレビュー・感想・評価

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)
5.0
私あの車が好きです。とても大事にされているのが分かるので。

今日レビューする映画「ドライブ・マイ・カー」主演 西島秀俊 三浦透子 監督 濱口竜介 濱口竜介の他作品「偶然と想像」「スパイの妻」
★あらすじ★
「今晩帰ったら少し話せる?」
これが妻との最後の会話だった。妻の音(霧島れいか)は夫の家福(西島秀俊)に秘密を残したままこの世からいなくなってしまう。2年後、演出家として演劇祭に呼ばれた家福は、愛車で広島まで向かう。そこで出会ったのは、ある過去を持つ、ドライバーの女。みさき(三浦透子)だった。そんなみさきと過ごすなか、それまで目を背けていたあることに気づかされていく。
★感想★
文句なしの大傑作。179分という尺を見後に使って見事にこちら側を圧倒しにきてる。再上映も納得。だからこんなにも賞をとれたんだと思う。なんで今まで見なかったのだろうか。そう問いかけるほどの傑作になっていた。この映画各地で絶賛。絶賛。絶賛。っていうさ、絶賛の嵐なんだよ。この絶賛の嵐ね、海を渡っちゃったっぽいんですよ。海外でも絶賛。ドヤら原作は短編小説らしくて。車でドライブしてる時のカメラワークがほんまに好きやった。定点カメラだからちょっと退屈かもしれんけど、見事にそれを会話で成り立たせていくっていうのがすごいな~。あと、この映画って、妻の秘密を追う映画ってだけじゃなく、演出家が描く、演劇のドキュメンタリーにも少し見えた。そこのドラマも面白かった。なんかこっちもドライブしてるような気持ちなる。この臨場感もすごくよかった。とんでもない見どころ。そりゃ賞こんなとるわ!っていう話なんですよ!あー。面白かった。空白(古田新太主演のサスペンス映画)を超えてきちゃいましたねー。より、おすすめしたい感が強まってきちゃってね。すげぇなぁ~。これ。この監督ちょっと今後期待ですね~。濱口竜介監督っていうのかな。また絶賛されるのかなー。楽しみやな~。
★まとめ★
この映画の見どころは、自分もドライブしてるような臨場感。そして演出家としてのドラマ。そしてそして、妻の秘密ももちろん。

三浦透子さんよかったなぁー。
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