ごんチキン

ドライブ・マイ・カーのごんチキンのレビュー・感想・評価

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)
3.7
やっと大きい劇場で観れたっ!笑
邦画にしてアカデミー賞4部門ノミネート、おめでとうございます👏🎉

【ストーリー】
不倫していた妻が急死し、悲しみに暮れる演出家の男 家福悠介。広島にて“多言語"を使用した舞台『ワーニャ伯父さん』を上演することになった家福は、現地で専属ドライバー みさきと出会う。

【感想】
2022年のアカデミー作品賞・監督賞・国際長編映画賞・脚色賞にノミネートされた作品!✨
邦画が作品賞にノミネートされるのは初・監督賞は『乱』の黒澤明監督以来・国際長編映画賞は『おくりびと』以来らしいです🤔

オープニングからベッドシーンで"村上春樹節"が効きすぎ…😅
映画においてセックスとは"心のつながり"、でも家福夫妻は"夫婦としての心のつながり"が薄くなってるのがつらい…。

クールな女性ドライバーを演じた三浦透子さん、マジで運転上手そう😂😂
たまにあんな女性がタクシー運転してますよね!笑
男から見てもカッコよかったです✨

特徴的な"多言語の演劇"🤔
あれは「会話で人とつながるって難しいよね」というメタファーなのかな?
上手く伝わらなかったり誤解されたり、でも伝わってほしいから頑張ってしゃべったり…言葉って難しい😓

でも、言葉がわからなくても伝えることはできる。
『イッテQ』で間違った英語を話しても外国人と会話ができる出川さんのように、一生懸命に伝えようとすれば分かり合えるはず😌

ラストシーンだけ人々が街中でマスクをつけている😷
コロナ禍で相手と対面する機会が減り、"人とのつながり"を感じにくい現代。
それでも"人とのつながり"を持たないと生きられない僕たち😐

デジタル化によって言葉が少なくなったけど、グローバル化により多言語が必要とされ、コロナによって"心のつながり"が感じにくくなった人間。
『ドライブ・マイ・カー』はまさに"現代"を象徴する映画でした✨👏
アカデミー作品賞、取れるように祈ってますっ!!🙏
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