濱口監督はハッピーアワーを観た以来2作目。難しい。極めて哲学的な、ただ人間の一生の本質を突いたような一本。
相変わらず音と表情と照明の使い方へのこだわりがすごいように感じた。特に無音になった時の驚きはすごかった。映画館ってあんなに静かになるのね。
ずーーーーーっと村上春樹の性癖をみせつけられただけじゃんって思ってたけど、最終的には、残されたものは亡くなった人をどういう形であれ思い出すし、苦しくても生きていくしかないってメッセージは受け取った。
難しいし、やっぱり村上春樹の文章とか苦手だけど、アカデミー賞作品賞ノミネートなんて凄いし、一映画ファンとして応援します!