このレビューはネタバレを含みます
話題性と内容が気になって観てみました。
村上春樹さんの本はほとんど読んだ事がなかったです。
記憶にあるのは、途中で諦めたノルウェイの森。諦めるよりも、数頁も読んでなかったと思う。
だけど、卵と壁の話は読んだ事があった。
昔、心理カウンセラーの先生と色んなこと話してた時に、読んだこと話したら知ってると言ってて、なんだか救われた事思い出した。
本編は、長い時間なのに、そんなに苦にならず、世界に浸れて疲れる事もなく、
淡々と過ごす中でも、伝えたい内容が欠落する事なく進んでる感じがよかった。
役者さんも良かった、
大袈裟もなく、味がないわけでもない、
シンプルな空気と、黙々とながれていく感じがした。
映画の空気感に監督の良さがあるんだな思った。（上から目線ですみません。）
周りが村上春樹に夢中になるのは、
なんだかわかるようになった気がする。
