辛い現実にどう向き合っていけばいいのか、理解できない他人とどう関係性を築いていけばいいのか、誰しもが一度は悩むこの命題に対して生々しい現実と、音が語る物語、家福が作る演劇と共に深く切り込んでいく。
強く強く引き込まれました。
受け入れられない現実に直面している自分に、体裁やプライドも全部脱ぎ捨てて、真っ直ぐに向き合わなくちゃいけない。逃げちゃいけない。
程度の大小はあれ自分もそうして生きていかないといけない、と刺激されました。
ドライブマイカーという題目も、自分の人生を自分という価値観を持った乗り物をうまくコントロールして進んでいく、という意味も込められているのだろうか？
俳優陣の演技、ストーリー、メッセージ性、全ての点において感銘を受けました。
道に迷った時にまた見たい作品です。
