錚々たる授賞作品。
そのニュースは沢山流れてたから、それもよく覚えている。
役者をしている友人がいる。劇団所属。
月9にそれなりの役で出演した時は歓喜した。
その友人の結婚式の二次会。
ビンゴ大会等はないが騒がしい雰囲気の二次会の中で、いきなり友人の友人達が始めた芝居。
２メートル先くらいで始まり舞台はその会場全部。いきなり始まるから場はシーンとなり異様な空気。
慣れないその場所のその空気に、こういう所もあるのか…と居心地の悪さと少しのドキドキに瞳孔が開いてたような気がする。
誰かの前で誰かを演じるとか、自分をさらけ出すとか、それが苦手というのも平凡な私には違和感があるその表現を、この作品は全面に出していて、役者が見ればこの作品の分かる事も私には分からなかった気がする。
だけど、少し伝わった。
