やっと鑑賞
アカデミー賞を受賞した後
鑑賞する人が増えた上に
上映時間にビビって
なかなか“観よう”って
気持ちにならなかった
自宅鑑賞なら何があっても
途中退場できるかなと
(トイレや途中飽きたり等)
心配したけど
まぁ、心配ご無用…
気が付けば、最後まで
ガッツリ引き込まれてしまった
過去を引きずる男
過去に背を向ける女
二人が過去を吐露する
少しづつ、少しづつ…
気持ちを整理するように
音の無い時間
車の後ろの風景が流れてゆく
灰色の空が広がる雪で埋もれた村で
お互いの魂を包むように抱き合う二人
過去を乗り越えようとしているのか
傷を舐めあっているのか
それは二人にしか分からない
女が一人乗るサーブ
犬を飼うのが夢だったのか…
目の前は、まっすぐな道がある
自分の道を自分の力で歩んでゆくのが
とても嬉しそうだった
ﾄﾞﾗｲﾌﾞﾏｲｶｰ
