たけp

ドライブ・マイ・カーのたけpのレビュー・感想・評価

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)
2.5
家福音(霧島れいか)がベッドの上で朗読するシーンから映画スタート
申し訳ないけど朗読がヘタクソ
洋画の吹替えとかでプロの声優の滑らかなセリフ運びにこっちは慣れてるので本当にヘタに聞こえる

第二部になって嫁の家福音がストーリーから退場して渡利みさき(三浦透子)が登場
こっちのほうが魅力あるキャラ
三浦透子と霧島れいかだと女優としてスキル差が明白

家福悠介(西島秀俊)がカセットテープを相手にセリフ練習するのは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のレオナルド・ディカプリオを思い出す

『自分の過去を話して距離を縮める』って洋画でよく見かけるけど日本でもあるんだなあと思った
「プライベートライアン」でトム・ハンクスが部下をまとめるためにこれまで話すことを拒否してた過去の話をしたシーンとか
この映画では家福悠介が嫁について、渡利みさきが母親について話すことで二人の距離が縮まる
これまで後部座席に座ってた家福が助手席に座ることによって物理的にも距離感が近づいたことを表す

自分は演劇とか見にいかないんだけど、観客が役者の表情じゃなくてスクリーンの字幕を見ながら鑑賞する舞台って面白いのかな?
スクリーンに字幕を出すメリットを感じない
マイクを使って容疑を説明する警察官は良かった

終盤は西島秀俊と三浦透子しか登場しないけれどこの二人の役者なら安心して見てられる安心感はあった
原作が小説のせいなのか、会話が普通の人が日常会話ではしない言い回しをしてる感があってそこは違和感
たけp

たけp