俳優陣目当てで鑑賞。
私が観た回では劇場の8割が高齢男性で、平均年齢は軽く60overといったところ。
近代史に疎いので予習がてら『白洲次郎 占領を背負った男』を読んだ。これが映画を観る上でとても役立ったのだけれど、本の方が圧倒的に情報量が多かった故に、映画に物足りなさを感じてしまった。「映画としての面白さ」があればよかったが、正直それは感じず……
ただ、浅野忠信や小林薫、柄本明や宮沢りえ、松重豊らメインキャストの存在自体はとても魅力的だった。
優等生的な感想だが、俳優目当てだったとはいえ結果的に改憲問題に目を向ける機会となったのでよかったと思う。
