原題はHappiest Season。
こんな原題してるけどクリスマス映画特有のキラキラした幸せな感じを求めてる人にはおすすめできない。
なかなかにシビアな話でみてるのも辛い。
ハーパーの実家へ向かう途中でアビーは彼女がレズビアンであることや自分との関係性をカミングアウトしていないことを知る。
ハーパーの家族や知り合いを知っていくうちにアビーは彼女に疑問を抱き始める。
ハーパーの両親が世間体をとにかく大事にする堅物で三姉妹それぞれに期待、誇りに思ってる部分が違うくてそれがない子どもは期待されない。そんな両親だからこそレズビアンをカミングアウトすれば見放されるのではないのか、カミングアウトしなければアビーに見放されるのではないか、そんなハーパーの葛藤や家族の雰囲気に振り回されるアビーが不憫で仕方がない。
クリスマス映画を期待して観ると間違いなくほっこりとは程遠くておすすめしないけど、考えさせられる興味深い内容で好きな人と好きなんじゃないかなと。
