自分がたまたまド田舎出身なので、「旅立つ若者を邪魔する悪魔」としてしか見られなかった 絶対にこいつを殺らなければならない……滅さなければならない……やっちまえ……
人を邪魔しておいて「俺を倒せないなんてお前には失望した」的なことを言ってくるのもウワ〜〜〜〜！ や、やっちまえ……🙄
ジムはジムで途中から普通に考えると「それは悪手だろ〜！」と思うようなことばかりするのですが、どれもこれも彼が「他の力に始末を任せようとする」と失敗するんですね 悔しいことにあいつが言ったように、他の人、この場合警察、にこいつの始末を任せてはいけない
ジムのような後ろ盾も何もない若者は、この映画では警察として描かれる「社会のルール」はちゃんと公正だと思ってしまいます でも特にド田舎ではそんなことはなくて、若者が身の程知らずに新天地に行こうとしたら、「上」に行こうとしたら、社会が全力で邪魔してくる だから悪魔の手も社会の手も掻い潜って全部倒して進まなきゃいけない……その船を漕いで行けお前の手で漕いで行けと言わんばかりに……
※ド田舎という名前で表現しましたが特定の場所を指したいわけじゃなくて「若者がここにいたくないと思う場所」的なつもりです
ぽっかり途方に暮れたようなエンドロールが、そもそもジムの旅立ちが誰にも祝福されていないことを思わせて悲しかった せっかくあいつを倒したけどジムはスタート地点に行くまでの道を走る権利を得ただけ……まだ何も始まっていないのにこんな翻弄されて……私はあんたのカリフォルニアドリームを絶対に応援するからね……💪
