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ステージ・マザーのおっとのレビュー・感想・評価

ステージ・マザー(2020年製作の映画)
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お母さんがあの土地に縛られなかったら、本来できたことを息子さんが常にどこかで意識して生きてきて、その気持ちがはじめていなくなってから分かる辛さ。
お母さんの好きな音楽、お母さんの好きな口紅、お母さんのブロンド。
彼が愛した人たちをお母さんも愛してくれて、さらにお母さんのことも愛してくれたのがとっても幸せだった。

教会と旦那(と家)が同じベクトルでお母さんの中に生き続けてるの街だなぁって感じた。日本じゃ分からん感覚。
お母さんの話し方と趣味オカマすぎるやろ。そら息子ああなるわ。
結局息子(娘?)が本当はどういう人だったのか、たくさんの人から話は出てくるけど、映画を見てる人たちには分からないようになってるの、いろんな面があって生きてきたんだよ〜って言われてるみたいで素敵だった。

短めにまとめてあるからちょっとだけうまくいきすぎてるけど、とっても温かい素敵な作品でした。
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