前作の最大の見どころってエスターの正体だと思っている。
今回は最初からわかった上で見るのでどこまで楽しめるか不安だった。
結果とても面白かった。
バリバリのホラーというよりも性格の悪いコメディでクスッと笑えるシーンがいくつもあった。
登場人物クズか天然ばっかり。
モラハラを受けながらネズミを可愛がるエスターが可哀想かわいい。
いっそ仲良く協力していけばいいのに、そうはいかないのね…。
エスター役の方が引き続き演じられたことで賛否両論あるけど、設定上そのアンバランス感がかえって良いのでは？と思えた。
ただ一つ残念なのはエスターが父親を好きになる理由があまりなく、ただの惚れっぽいキャラクターになってることが悲しい。
前作ではもう少し丁寧に交流していく様子があったので…
今回程度で好きになるようじゃ、前作での心の開き方はなんだったの？って思っちゃう。
