公民権法が制定される直前の時代を舞台に、ジムブラウンやマルコムXやサムクックやモハメドアリが同じ場所に集まって、自分たちのことをさらけ出していく。実際にはそんなことはなかったらしいけど、現代にも通じる問題でこのころからあんまり変わってないんではないかと思う。
マルコムXの主張はともすれば過激であり、それのせいでサムクックとも衝突するけど、恵まれた環境にいる黒人が多くの恵まれずに野垂れ死んでいく現状を変えるためには、過激なことを言わない限り、変わらないという気持ちも痛いほどわかる。最後にchange is gonna comeが流れるけど、あれはサムクックなりに悩んだ末の答えなのだろう。
