後世に多大な影響を与えた4人の人物を深く考察し、4人の邂逅は化学反応を起こし、当時の時代そのものを映し出す。
彼らの会話は公民権運動についてだが、それを通して現代に色濃く残る差別問題を描く。
差別に対してどう行動するべきか、どうしないべきかを考えさせられる。
ライトスキン・ダークスキンの壁、経済的状況の壁、宗教の壁。
かなり重厚で複雑なテーマを数多く内包している。
60年代を切り取ることで現代を映す。
この脚本は素晴らしい。
主演4人のアンサンブル演技は見事。
特にサム・クックを演じたレスリー・オドム・Jrが素晴らしい。
レジーナ・キングの手腕もあっぱれ。