このレビューはネタバレを含みます
舞台劇が原作らしいのだが、本当にあった話のようなドラマを感じさせる。
黒人の公民権運動について考えてみたくなる作品。複雑かつ重いテーマを扱っているし、メッセージ性も強いが、有名な主役四人の関係性や言葉の掛け合いが強固かつポップであることで、抵抗感なく見ること出来ると思います。
白人による黒人への差別や、黒人による黒人への差別、差別からの開放とは何か、イスラム教のなかでも過激や穏健などなど(NOIネーションオブイスラムと正統派の関係性)差別について考える良作だと思う。
個人的にはマルコムXについて知りたくなった。