あまり興味のある作品ではありませんでしたが、2022年の試写会に当選したのに、仕事の都合で参加できなかったので、何となく気になってWOWOWで観てみました。
Covid-23のパンデミックがかなり深刻なようですが、誰もがCovid-19の世界を経験しているので、ほとんど説明的な描写がなくても理解できます。いろいろな制限があっての撮影だったはずなので、スケール感を演出できないのはやむを得ないと思います。ただ、ここまで徹底したロックダウンが長期間にわたっているようなのに、食品などの生産活動はどうなっているんだろうという疑問が残りました。免疫者が荷物を配達するだけでは社会活動は成立しないだろうに…。
CDCは機能しているようでしたが、ピーター・ストーメアが演じた現場の指揮官の経歴はビックリです。それ以外の政府機関も登場しないので、かなりシュールな雰囲気でした。これといって印象的なシーンはありませんでしたが、まさかのドローン攻撃は軽い衝撃です。
歴史的な事実としてCovid-19を本格的に描く映画がいずれ製作されるかもしれませんが、それにはしっかり時間をかけて丁寧に撮影して欲しいと思います。
