風来坊

ウクライナ・クライシスの風来坊のレビュー・感想・評価

ウクライナ・クライシス(2019年製作の映画)
2.5
2014年に起きたウクライナ紛争を題材にした戦争アクション。親ロシア派が占拠したイロヴァイスク市を巡って、ウクライナ義勇軍と親ロシア派政府軍との凄惨な戦いを描く。

最近、このウクライナ戦争を題材にした映画が多い印象。
ウクライナ、ロシア双方の言い分で競い合うようにお互いこの題材の映画を作っている。しかし、この映画は珍しく双方の主張や市民や兵士の感情を中立に描いている珍しい作品。

戦闘シーンは派手さはなく戦場のリアルさに赴きを置いている。
戦闘シーンよりもそれぞれの兵士や市民の現状を丁寧に描いていました。
時系列がちょっと分かりにくく、視点もウクライナとロシアと行ったり来たりで観づらさは感じました。

戦争の悲哀や虚しさ伝わって来るが、淡々としており評価は分かれるところか。この題材でどちらにも偏らないのは、貴重なウクライナ紛争を描いた作品だと思います。

まとめの一言
「密告クソババア」
風来坊

風来坊