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ハード・キルのkuuのレビュー・感想・評価

ハード・キル(2020年製作の映画)
1.8
『ハード・キル』
原題 Hard Kill.
製作年 2020年。上映時間 98分。
最凶テロリスト軍団に立ち向かう傭兵部隊の戦いを、ブルース・ウィリス出演(主演ではない‼️)で描いたアクション。
『大脱出2』のジェシー・メトカーフが傭兵デレク、ウィリスがデイトンを演じた。
監督は『THE LAW 刑事の掟』などでもウィリスと組んだマット・エスカンダリ。

世界の命運を握るほどの力を持つ量子AIシステムが、テロリストに奪われた。
システム開発会社のCEOデイトンは、凄腕の傭兵デレク率いる精鋭部隊を招集し、テロリストの殲滅を計画。
しかし任務に臨んだ部隊の前に現れたのは、完全武装した圧倒的多数の戦闘員と、人質に取られたデイトンの娘だった。
絶望的な状況をどうにか切り抜けるべく、壮絶な戦いに身を投じるデレクたちだったが。。。

※今作品を愛されてます方、小生の感想は悪態の限りを尽くしておりますし、気分を害される恐れもありますので、もし、お読みの際は愚鈍なものが書いた駄文だと思いお許しください。

ブルース・ウィリスの映画では、『ザ・プリンス』『ロック・ザ・カスバ!』『レッド・ダイヤモンド』『マローダーズ/襲撃者』とかは、少なくともキャストや俳優を楽しむことができた。
それでも今作品は個人的には頂けなかった。
正直、10歳くらいの子供でも想像力を働かせればもっと良くなるのに、どうしてこんなにイカれた(悪い意味で)脚本になるんか。
いや、小学生ならもっといいものができたはず。
それに、なんでブルース・ウィリスがいるのかわからない。
まいごのまいごの ブルースちゃん
あなたのおうちは どこですか
(バックコーラス:あなたが体を張って見せるアクション映画でしょっ)
おうちをきいても わからない
(バックコーラス:ならブルース闘えよ)
なまえをきいても わからない
ニャンニャン ニャニャーン
ニャンニャン ニャニャーン
ないてばかりいる こねこちゃん
いぬのおまわりさん こまってしまって
ワンワンワンワーン ワンワンワンワーン
ブルース・ウィリスは演じてて楽しかったんかな。
おそらく、今作品はジョークなんやろうとは思うが。。。
真剣ならブルース・ウィリスはニコラス・ケイジになりたくて、低品質の映画に出演するようになったんかな。
でも、ブルース・ウィリスのレベルなら、今作品の撮影中に、監督にいくつか提案することはできなかったんかなぁ。
『世界の秩序を崩壊させかねないAIシステムがこないな単純に動かせるものなんかぃ?』
きっと、脚本家は、飯食いにいって、酒を呑みすぎた翌日に、酔った勢いでナプキンに書いていた脚本、多分、ナプキンにかいたし、インクが滲んでよく見えんかったんが、時間がなく提出したんかな。
または、無限の猿定理てのがある。
これは、十分長い時間をかけてランダムに文字列を作り続ければ、どんな文字列もほとんど確実にできあがるという定理(wikiより)。
比喩的に、猿がタイプライターをいつまでもランダムに叩きつづければ、ウィリアム・シェイクスピアの作品を打ち出すなどと表現されるため、この名がある。
この映画はそのようにして作られたんかな。
しかし、10分間タイプした後、紙に書いてあるものを何でも使うことにしたのが問題やけど。
兎に角、まともなアクション映画を一本でも見たことのある人が、こんなくだらないものを考えつくとは思えない。
まるで、アクション映画を見たことがない人たちが、自分たちのやっていることがとてもクールだと思っているかのように演じてる。
まぁ、贔屓目ならWWEの女性レスラーのリアリティシリーズ『Total Divas』で知られるナタリーエヴァマリー以外はみんなポルノ映画に出てくる俳優そっくりさんが演じてたとか。
多分そうにちがいない。
息子をおっ勃てて撃ちまくるのならプロやけど、マブ、若しくはモデルガンを撃ちまくるのは素人やったんやな。
女優さんのセクシーシーンもなかったし、そっくりさん男優は本来の力が出せなかったんや。
間違いない。
今作品は、平坦で、直線的で、進化しないキャラに、陳腐で安っぽい台詞、小道具、撮影場所を、まったくお金をかけずにやってもさほど作品に影響なさそう。
その浮いたお金を飢餓で苦しむ人たちに贈る方が有意義かな。
そないに、悪態の限りを尽くして、今作品を最後まで見させるブルース・ウィリスの名前は大きいんやろなぁ。
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