映画史や女性の社会進出の歴史に興味がある人向け。女性スタントたちへのインタビューがメイン。女性のアクションがある映画をたくさん見ていたらそこそこ楽しめるかも。
内容はともかく、背景にピント合っちゃってたり撮影もつなぎ方もいい加減だったので、映像としてはかなり残念。これ映画と呼んでいいのだろうか…
女性スタントは男性に比べて明らかに露出が多くて危険というのはなるほどと思った。しかも女優体型にならないといけないからめっちゃ細マッチョ。そしてあらゆる格闘技精通してたりする。いやほんますごい。
綺麗な初老の女性ががゴリゴリのドライビングを見せるシーンは素直に感動しました。
カーアクションのシミュレーションってミニカー使うんやなぁ。かわいい。
スタントマンの努力はもっと広く知られるべきだと思ったなぁ。アカデミー賞にスタントマン・ウーマン部門の設立大賛成です。
彼女たちは女であることで苦労し、映画界における女性の地位向上の為に頑張ってきた人たちで、当然その努力や功績は讃えられるべきであり、私はどちらかというと女であることにあぐらをかいて楽をしてきた人間なのでわかり合えないんでしょうけど「女性のスタントは男性よりも繊細だ」「スタント監督は女性の方が向いている」という話で盛り上がってたのでなんだかなぁと思いました。女性全体を褒めるために男性全体を貶す人は私は嫌いですね。
一緒の回にいたおじいさんがめちゃくちゃ怒りながら奥さんを置いて出て行きました。ぜんぜん演技のシーンがない！！と怒鳴り散らしてましたが何を期待したんだろう。
