“ジ サー”
インドの貧富カースト下層部で生まれ育ったバブラム
ずる賢く富豪の第一運転手となり、ご主人から可愛がられこのまま幸せになれる…と思った矢先起こった事故の罪を被らされ、使用人であることに打ちのめされ…というお話
このポップなジャケットとバブラムのゆるい笑顔!
まぁ最後はなんだかんだ歌って踊って終わるんでしょ!
という期待をいい意味で裏切られたw
生まれ育った環境が全てで
地主の子供は地主。
貧乏はそのループから一生抜け出せないし
お金は富裕層の中で回っているだけ
生涯落ちてくることなんてない。
バブラムの持つ、欲深い野心家とはまた違った性根が興味深かった。
絶対のしあがって金持ちになってやる!!
じゃないんだよね
ここにいちゃだめだ、ループから抜け出さなくては…
という感情が根底にあって、それを原動力とした欲。
成るべくしてなったようなラスト。